オトハルみよしようこです。【年末大掃除のはじめ方】Vol.1は読んでいただけたでしょうか?
「いったんお片付けはストップしてみては?」とお片付けコンサルタントplus暮しの彩りアドバイザー さかもとりえさん から大胆なご提案をいただきました。
とはいうものの王道の【お片付け】と【お掃除】を一度にするなら「冷蔵庫」が一押しエリア!という話をお聞きして、今回の企画になりました。
せっかくなので我が家の冷蔵庫で実践的にお見せしましょう!ということで、沢山の写真を交えて冷蔵庫の【お片付け】と【お掃除】をお送りします。
うちも同じようにやってみましたが、3時間ほどでできました!
仕事や家族のことで忙しかったり、なかなか掴めない体調変化が起こりやすいオトハルさんたちが、余裕をもって気持ちよく新しい年を迎えるための参考にしていただけたら嬉しいです。
Vol.2 冷蔵庫なら【お片付け】と【お掃除】両方ができます!
こんにちは。
お片付けコンサルタントplus暮しの彩りアドバイザーのさかもとりえです。
今日は【お片付け】と【お掃除】が一度にできる冷蔵庫の大掃除の仕方をご紹介します。
冷蔵庫は家庭によって大きさも中に入れるモノも大きく変わります。
私の場合、月曜日に宅配食材が届くので、週初めはたくさんの食糧で埋まっていますが、週末になると、かなりスカスカになってきます。
特に今回は大掃除をすると言うことで、入っている量が少ない日を選びました。お掃除前ですが、そんなにごった返している感じはありません。
Vol.1でお話したお掃除計画を立てる時は、あらかじめ可燃ゴミの回収日を念頭において決めることや、明らかに不要なモノを事前に取り除いておくと進めやすくなります。
マンションのようにゴミをいつでも出せる家はいいのですが、回収日が決まっているところは、生ゴミがたくさん出るかもしれない冷蔵庫のお掃除は、可燃ゴミ回収日の前日にするのがおすすめ。
また、冷蔵庫に入っている量が少ないタイミングを選んでお掃除の日をスケージュリングするとお掃除が楽になります。
では、まずお片付けから。
お片付けには正しい順番があるのですが、
冷蔵庫の場合も、次のように、お片づけと同じ順番で行います。
1、全部出す
2、一つ一つ手に取り、モノと向き合う
3、見極め判断をする
では、実際にどうするかみていきましょう。
1、まずはひとつ残らず、全部出す
大抵の方は、こんなに入っているのかぁ!!と驚かれます。
2、一つ一つ手に取り、モノと向き合う
かならず手に取り、要不要を判断してください。
賞味期限、瓶の汚れなどもチェック。
3、残すモノを選ぶ
ずっと入りっぱなしの食料品。それらは本当に食べたいモノですか?
賞味期限が近いモノなら、その日の夕食に食べてしまいましょう。
食べたくないのに「もったいない」からと置いているならば、無理に食べる必要があるのかどうか考えてみてください。お好きな方に譲ってあげたら喜ばれるかも。
処分するモノに関しては、せっかく買ったのになぜ使わなかったのかな、ということも考えてみてくださいね。今後のお買い物の教訓になります。
次はお掃除です。
1、取り外せるものは外して、水洗い
2、空っぽの庫内を目でよく観察
3、拭き掃除、除菌
1、中の引き出しやポケットも全部外して洗う
水洗いができるものがほとんどですが、取り扱い説明書の確認をしてくださいね。
元に戻す前にはしっかり水気を乾かしましょう。
2、全て取り出して空っぽになった冷蔵庫の中をしっかりチェック
見えない部分に謎の液垂れの痕跡を発見!
こんなこともあるので、モノは思い切って出して、外せるものは全部外しましょう。
3、拭き掃除と除菌
口に入れるモノを入れる冷蔵庫。
合成洗剤ではなくなるべくアルコールや重曹など自然素材(ナチュラルクリーニング)の洗剤を使う方が安心ですよね。
私はアルコールスプレーを使って、お掃除と除菌の一石二鳥。
きれいになったら次は収納です。
収納については3つのポイントごとにご説明します。
冷蔵庫収納のポイント1 定位置区切りはあえて大まかに
冷蔵庫は日によって入れる量も種類も大きく違ってきます。
特売でたくさん買った玉ねぎがたくさん入っている時もあれば、いただきものの果物で占める時もあります。逆に、なにもなーい!と言う時も。
ですから、あえてしっかりと区切りはせずに大まかに何を入れるかだけを決めておく方が使いやすくなります。
冷蔵庫収納のポイント2 最上段はカゴでカテゴリー分け
一般的な家庭用の冷蔵庫では、最上段は死角になりやすく注意が必要です。
目や手も届きにくい最上段奥。死角に置かれてしまったモノが永遠に気づかれず放置…ということになりかねません。
私の場合は、
毎日使うジャムやスプレッドなどの朝食セット。
真ん中のカゴは出汁類。
右端のカゴは小麦粉などの粉類を置いています。
これで死角がなくなります。
どれもほぼ毎日使うものですが、カゴごと出し入れするので、最上段でも不便は感じません。
ほかには大きいペットボトル飲料を寝かして入れるのもいいですね。
その他の段は
「毎日使うモノ(お漬物や梅干し、佃煮など)」
「残りモノ(タッパー、お皿、お鍋など)」
「その他のモノ」などご自身の使いやすいカテゴリーを考えてみてください。
冷蔵庫の大きさによって、日によって、変動してもOKです。
また、温度が低いチルド室はお肉やお魚の他、発酵食品などを入れるのがおすすめです。
扉裏のポケット部分は、一般的に温度変化の影響を受けにくいモノを入れるのがよいとされています。
冷蔵庫収納のポイント3 使いかけのお野菜の場所を決める
お片付けの時にさっぱり処分してしまうと、見落としがちなのは使いかけのお野菜のしまい場所。
ラップやビニール袋で保存したまま行方不明にならないように、あらかじめ定位置を決めてしまうのがおすすめです。
私は、使いかけの半端な野菜や果物と、大量買いすることの多い玉ねぎだけは入れる場所を決めています。
これは、なるべく見失いがちな使い残しから使って無駄にしないようにするため。
そして、頻繁に使う玉ねぎの総量をチェックしやすく、買い過ぎや買い忘れをしないようにするためです。
もともとたくさん入っている冷蔵庫ではありませんでしたが、かなりすっきりさっぱりしました!
そして、今回、惜しくも処分することになってしまった食品たち。
来年は、一つでも無駄にするモノがないよう使いたいと思います。
冷蔵庫の大掃除は、一年間の食を支えてくれた冷蔵庫と、使ったモノたち、使い切れなかったモノたち、全てに感謝するセレモニー。
そんな気持ちで一つ一つのモノと向き合ってみてください。
今回は私の冷蔵庫で見ていただきましたが、生活スタイルは様々。
ご自身の動線や頻度などを考え、【お片付け】【お掃除】をしてみてくださいね。
年末冷蔵庫大掃除のお役に立てれば嬉しいです。
その人、その家庭にあった【お片付け】が暮らしを楽しく楽(らく)にしてくれます。
次回Vol.3は、Vol.1、2でご紹介した「ナチュラルクリーニング」について、もう少し詳しくご紹介します。
人にも環境にも優しいのはもちろん、掃除場所ごとに洗剤を変えなくて良いので意外と経済的なんです。
片付けコンサルタントplus暮しの彩りアドバイザー さかもとりえ
結婚から出産、同居、そして介護…人生の大きな試練の最中、お片付けをすることで人生が激変。お片付けが終わったその先に、人生の新たな一歩が始まりました。その経験を踏まえ『人生がときめく片づけの魔法』著者・近藤麻理恵氏に直接指導を受け、片づけコンサルタントの道に。お片付けは単にモノを片付けるのではなく、モノを通してこれまでの人生を片す作業。日々、お片付けに悩む方々をサポートしています。現在は、暮らしの彩りアドバイザーとして、本当に大切なモノだけに囲まれて生きるための、暮らしを彩るあれこれもお伝えしています。
~取得資格~
日本収納検定協会 収育指導士/日本収納検定協会 収育技巧士/日本収納検定1級/整理収納アドバイザー2級/ホームステージャー2級
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