『公務員 ときどき 芸術祭ガイド ちんまなとアートの旅へ』vol.2
2. 驚きの連続!!芸術祭デビュー。
アートに興味を持ち始めて1年。
出張や旅行に合わせて、県外の美術館にも行くようになり、
館内には他の美術館や展覧会のチラシが置いてあることを発見し、
興味のあるものは持って帰るようになりました。
とある美術館でたまたま目についたのが「大地の芸術祭」
他の展覧会とどういうふうに違うのか分からないけど、
なんだかとっても面白そう、、、
家に帰って詳しく調べてみると、
なんと、専用ガイドブックが発売されている!!
(近所の書店にも置いてある!これにはかなり驚きました!!)
主要作品をまわるバスツアーがあったり、
廃校を利用した宿があったりと、
調べれば調べるほど、好奇心がムクムクと湧いてきて
気付けばその日のうちに電車と宿を予約していました(笑)
とうとう、旅行当日。記念すべき芸術祭デビューです。
ちゃっかり購入したガイドブックで予習。
作品数が多く、設置場所も点在していることを学習していたので
芸術祭初心者の私は、まずは主要作品をまわれるバスツアーを申し込み。
到着後、まず、最初に驚いたのは、スケールの大きさ。
大げさではなく、町そのものが美術館!
町のいたるところに作品があり、さながら宝探しの気分。
また、作品を見つけると、パスポート(チケット)にスタンプを押してもらい、
どんどん埋まっていくのも、コレクションしているようでなんだか楽しい。
作品の中には町に溶け込みすぎて、見つけにくい作品も。
「このへんのはずだけど見つからないなあ~」と、うろうろしていると、
住民の方が案内してくれることも。
(話を聞くと、みんな同じ作品で迷っているらしく、よく案内しているらしい(笑))
スタッフ(芸術祭ではサポーターと呼ぶ)の人との交流にも驚き!
今までの展覧会では、美術館のスタッフの方と話すなんて機会はなくて。
でも、芸術祭だと、サポーターの方が地元のお父さんやお母さん、美大の学生さんだったり。
「よく来たね~」と気さくに話しかけてくれて、なんと、作品の説明もしてくれることも。
冷たいお茶や畑でとれたトマト、お菓子なんかをいただいたりすることもありました。
町そのものが額縁で、サポーターや住民さんが学芸員で。
アートが自然に街に溶け込んで。
アートを身近に感じることができる。
まるで親戚のおうちに遊びに来たみたいな、
なんだか懐かしくて新鮮でくすぐったい、嬉しい気持ちになる。
そんな芸術祭デビューでした。
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◎ ちんまな
昭和生まれの地方公務員。おうし座。A型。 趣味は読書、旅行、登山。
好奇心の塊のため、気になることには次々挑戦。
勉強会を開催したり、メルマガを配信してみたり、無人島に行ってみたり。。。
そんな妻を生暖かい目で見守る夫さんと令和元年ベイビーとの3人家族。
ひょんなことから「オトハル」の芸術祭ガイドに!?
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素敵な芸術祭デビューを迎えたちんまなさん
どんどんのめり込んでついには…?
次回の更新もお楽しみに。
第一回目の更新はこちら
https://otoharu.com/2019/10/03/3477/