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自分への「思い込み」を捨て去ろう

私の友人に占星術占いのジョセフィーヌ ストーンさんが
います。

2015年3月16日。
私はジョセフィーヌさんとお好み焼きを食べていました。
とりとめのない話をしている中、
いきなり彼女が、

「60歳までに腎臓を患う可能性がある」

と言い始めした。
60歳の時に腎臓がんで父を亡くしている私は
驚きました。もちろん彼女はそんなことは知りません。

「でも、治るから心配しないでね」

と、にこり。

それから一年後、
2016年3月11日に、私は健康診断で
腎臓がんが見つかりました。
ジョセフィーヌさんの予言通り、今は治って
元気に暮らしています。

人間こういう経験をすると、占いを信じる
信じないとは関係なく、この人の話は真剣に
聞いた方がいいと思います。
以来、ジョセフィーヌさんと話すときは、
「聞きもらすまい!」と耳をそばだてます。

そんな中で聞いた話です。

私は4月22日生まれの「おうし座」です。
生まれたのは兵庫県西宮市。
時間は午後の5時10分でした。
ここまでデータがそろうと単に「おうし座」
とは言えなくなるのです。

ジョセフィーヌさんが見ると私は、

外見的には、おうし座
中身は、おひつじ座
真の部分は、うお座

となるそうです。
核にうお座をもって、
おひつじ座の行動をする
外見はおうし座の人。

「真の部分は、うお座ってどんな人」

と私が聞くと、

「頼まれると断れないって人よ」

とジョセフィーヌさんににっこり返されて
しまいました。

以来、テレビや雑誌の星占いは、
おうし座とおひつじ座とうお座の3つを
見るようにしています。
わけがわかりません。
到底私には読みきれません。
だからプロの占星術師がいるのでしょう。

ジョセフィーヌさんのから学んだのは、
自分の「思い込み」は捨てようということ。

57年も「おうし座」一筋で生きてきた
のに本質はもっと複雑。
考えてみれば当たり前ですよね。
同時期に生まれた「おうし座」が全部
同じ運命を背負っている方がおかしな話です。

「おうし座」も血液型の「O型」も
「ねずみ年」生まれも、私の性格と
かかわる部分はあるのでしょうが、だからと
言って思い込む必要はない。

むしろ自分の運命や本質なんてむずかしい話は
ジョセフィーヌさんに任せた方がいい。


自分はむしろ「私はこんな人間だ」と
変に思い込むことはやめる。
自分のことなど自分ではわからない。
だから、もっと自由に、喰わず嫌いを
なくしてチャレンジした方がいい。

占いに関してこんな風に考えるようになって
どこか解放されたように感じました。

これも男の変わりドキ!なのでしょう。

ジョセフィーヌさんは、言います。

「ひきたさん、魂は、自由よ!」

そうなのです。思い込みを捨てた魂は、
ちょっと自由に空を飛べるはず。
自分の思い込みを捨て去りましょう。


<ひきたよしあきプロフィール>
1960年生まれ
株式会社 博報堂
クリエイティブ・プロデューサーとして働く傍らで、明治大学で講師を勤める。現在朝日小学生新聞にコラム「机の前に貼る一行」日経ウーマンオンラインに「あなたを変える魔法の本棚」を執筆中。著者に「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ ことばの玩具箱」(京都書房)」「大勢の中のあなたへ」(朝日学生新聞社)「机の上に貼る一行」(朝日学生新聞社 最新刊)がある。  

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