平日の夜ということもあり今回は比較的少数で開催。
ちょうど大きな机をぐるっと囲える人数だったので、それぞれの疑問・質問もシェアできて濃い学びの時間となったのではないでしょうか。

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夏に行った浴衣講座に参加していた方は、それ以来お着物も楽しんでいるそうで、もう講座いらないのでは?というくらいの着こなし!

“「着物」というのはルールやしきたりがたくさんあるから難しい”“手入れにお金も手間もかかるし大変そう”というイメージも強くあると思います。
今回は、着物の入門時に真っ先に気になる「コーディネートのこと」と、「自宅でできるお手入れ」についてを中心に、ありとあらゆることを教えて頂きました。

コーディネートの例として見本をお持ちいただきました!

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「帯や小物の組み合わせで印象が変わるのが分かりやすいように」ということで、同系色の着物を持ってきて頂きました。
先生が着ている着物も、机に並べられたベージュの無地も、艶やかですが「紬」なのです。びっくり!
紬は使い込むほどに体になじみ、表情も変わっていくので愛着もより一層。
帯も半幅、名古屋、袋帯、の中でも更に色々な種類を見せて頂きました。

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「こういう場合はどうなりますか?」「コレは絶対にいけないのでしょうか?」
自然と参加者の方から質問がたくさん飛び交いました。

そして、自宅でのお手入れ方法として、揮発剤(リグロインを推奨)を使ってのファンデーションの落とし方を実演。
ひたひたにたっぷりと染み込ませて、手ぶれしちゃうほどしっかりとこするのが良いそうです!これまたびっくり。
詳しくはこちらの本でもご紹介があります
http://www.amazon.co.jp/dp/4309284752

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今回講師をして下さった、プロ友の高橋和江さんは、気仙沼のたかはしきもの工房の女将です。
悉皆屋さん(着物のクリーニングと加工のプロ)でありながら、“美しく快適に着物を着られるように”とオリジナルの下着や和装グッズの開発も手掛けます。
オリジナル商品第一号の「満点スリップ」は13年前に販売されて以来、業界関係者から着物愛好家の方まで広く長く愛されている商品です。

そんな手入れのプロであり、着物の不便なところを使用者目線で常に改善していこうと研究している和江さんだからこそ、着物をもっと気楽に楽しめるアドバイスがたくさん頂けました。

「さっそく実家のお着物見てきます!」「紬素敵です。買います!」という情熱あふれる感想も多数。
私も実は着物気になっていて…という方、ぜひお問い合わせください。
一緒に着物にトキメキましょう!

オトハルでは、着物で忘年会を12月23日(金・祝)に予定。
ぜひ手帳にご記入を…!


プロ友:たかはしきもの工房 高橋和江さん
http://www.k-takahasi.com/
http://www.kimonokoubou.co.jp/fs/takahasi/c/takahasi
著書:『大人気の悉皆屋さんが教える! 着物まわりのお手入れ 決定版』
http://www.amazon.co.jp/dp/4309284752

この日も和漢ごこちのおみやげを。
新しい月見草の香り、楽しみ~♪
http://www.kao.co.jp/bub/wakan/

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