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【開催報告】東京女子大エンパワーメント・センター&オトハルコラボ企画 『親が元気なうちにやっておくこと』

3月11日、東京女子大学のエンパワーメント・センターさまとの共催で開催させて頂きました。
『親が元気なうちにやっておくこと-親の財産の守り方と家族の絆を見直すコミュニケーション-』
http://otoharu.com/2017/02/18/2012/

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オトハル世代、子育てがひと段落したと思ったら、
さて次のキャリアをどうしようかと悩んでいたら、
ある日降りかかった介護の問題。。。

元気だと思っていた親も、やはり歳をとると共に体も、そして心も変わっていくもの。
いざという時のためにできることは、書類や相続関係の整理だけではありません。
もっとソフトな面から、時間をかけて準備することも大切なようです。

今回なんと豪華に講師はお二人!!

認知症になってからではできない手続きの確認
後見人?信託?どこで調べたらいいのでしょうか。
というお話をマネーセラピストの安田まゆみ先生にお伺いしました。

いま、成年後見人は身内ではなく第三者が7割にのぼるそうです。
これには会場からも驚きの声が。
成年後見人は裁判所が指定しますが、近年親族の後見人による財産横領の事例や
親族間での相続トラブルの事例が増していることもあり
様々な事情を加味すると、必ずしも親族が妥当であるとは、判断し難いという状況があるそうです。

しかし、申し立てをする親族にとっては、
自分が選ばれるだろうと思っていたのに…という気持ちがでてくると思います。
こういったことを避けたいのであれば
(第三者成年後見人が適切な場合も、もちろんあります)
もっと以前から、自分と両親と、そしてちかしい親族とも
どのように両親が老後を過ごしていきたいか、
相続に際して不安な点、曖昧な点を確認しておく必要がないか
具体的に話しておくことも大切です  というお話でした。

そして、もしそういった場にプロの視点が必要であれば、
たとえば安田先生ももちろんですが、
他にも相談窓口がありますので…ということで問い合わせ先もお知らせいただきました。

いざという時の頼れるプロ、有難い存在ですね。

また、エンディングノートの著作もある安田先生から、
エンディングノートの使い方で一番大切なことは
「一緒に話し合いながらうめていくこと」とも。

「お母さん、これ必要になるかもしれないから買ってきたよ。書いてみてね。」
これでは、ご両親は多少なりともショックを受けるでしょう。
もしくは、反発心がおこるかもしれません。
手渡すだけではなく、一緒にページをめくり、
もしこうなったらどうしたい?と質問をなげかけながら記入していきましょう。
そして、一度書いたあとでも、気持ちが変わったらならばまた話し合い、書き変えることも伝えましょう。

言われてみれば、そうですよね。
でもなんだか改まってそういう話、急にはできないですよね。

事前アンケートを拝見すると、
そもそも親とのコミュニケーションに悩んでいる…という方もいました。
年齢を重ねて、生活様式もかわって、(親の)性格が昔と変わってしまった気がするんです、という方も。

そのような状況だと、いきなりお金の話なんてしてもいいものか…ですよね。
家族の絆を見つめ直すことができる、コミュニケーションのコツを
東京女子大学現代教養学部准教授の花田里欧子先生にお伺いしました。

また後半には、会場にお越しの方からも質問をいただき
実際に今おこっている、抱えている問題について先生からアドバイスを頂きました。

中でも繰り返しあったのは、
まずは否定(や決めつけ)をしないこと
どう思う?どうしたい?と、本人の気持ちを聞いてみること。

ついつい、心配になって「それってこうすればいいんじゃないの?」と
提案してしまいがち。
でもそれは押し付けられてる感じがして、反発したくなってしまうのかもしれません。
「それならどうしたらいいと思う?どこが良くないと思う?」「**は好き?あんまり?」
「こうしてみたらいいと思うんだけど、お母さんはどう思う?」と聞いてみましょう。
どうか、押し付けないように、じっくりじっくり。

高齢者を狙った詐欺被害の件数が減らない理由の一つには
「子よりも**さんの方がよく私を知っている。話を聞いてくれてたから。」という悲しい例も。
日頃から連絡はとっているし…と思っていても、
ご両親の本当の気持ちや、生活の色々を聞いてあげられていたかな…。

なんだか、心がざわっと。
決めつけられたり、事情を分かってもらう前から否定されるのは、みんないやですよね。
当然のことなんだけど、なんだか家族だとできてないかも。

大切なことを、ちゃんと見つめ直すことができる
素晴らしいお話をお二人の先生からみっちりとして頂きました。


◎講師プロフィール
【花田里欧子(はなだりょうこ)先生】
東京女子大学現代教養学部准教授。東北大学大学院教育学研究科修了、博士(教育学)。
専門は、臨床心理学、特に家族心理学、家族療法、短期療法/ブリーフセラピーで、家族などの親しい人間関係の理解や、家族療法の基礎研究とその応用をすすめている。

【安田まゆみ(やすだまゆみ)先生】
元気が出る大人お金の相談所所長、「老後マネー相談所所長。マネーセラピスト。
リタイア後のマネープランニングや 老後資金の貯め方・使い方、親の 財産管理、「終活」や老後不安に関 するお悩みの相談を受けている。 CFP認定者、1級ファイナンシャル・ プランニング技能士。


この日も和漢ごこちのお土産を。
オトハルははじめて知ったという方には、1箱まるっとお渡しして驚かれてしまいましたね(汗)
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