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オトハル塾やオトハル・カフェには、どんな人たちが参加しているの?
アンケートではわからない、参加の背景を聞いてみたいと思いました。
実際に参加してどう思ったか、その後どんな変化が起こったのかも。
だってオトハル世代には〝いろいろ″ありますもの。

オトハル塾は心の“鎧”を解いて語り合える居心地のいい場所

VOL 01  ユミさん(アラフィフ・フリー編集者)の場合


――ユミさんは、源保堂鍼灸院院長・瀬戸郁保先生のオトハル塾「カラダのトリセツ講座」(※注①)に参加されたそうですね。講座に興味を持った理由を教えていただけますか?

昨年の春、長年勤めた会社を辞めたんです。最初の1、2カ月は開放感で浮かれていたんですが、独身で一人暮らし、フリーランスという「どこにも属していない」不安が、だんだん重くのしかかってきて。ちょっと鬱っぽくなっていたところで、この講座を人づてに知り、5,000円くらいならいいかなと思って参加しました。ちょうどそのとき健康に関する仕事をしていたので、東洋医学にも興味があって。

――参加されて、いかがでしたか?

参加者は初対面の方ばかりだったんですが、同世代で同じような心身の悩みを抱えている人が多いせいか、「私だけじゃないんだ」と少しホッとしました。この世代って、家庭や職場では明るく振舞っていても何かしらの不調があったり、悩みを抱えているものですよね。参加者同士、それほど突っ込んだ話をしたわけじゃないんだけれど、多くを語らずとも分かり合える部分がある気がして、ちょっとした仲間意識を感じました。居心地のいい場所だなぁって。

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――講座の後、何か変化はありました?

足の青アザがなかなか消えなかったのが、プロ友(※注②)瀬戸先生が教えてくれたツボを押していたら、スーッと引いて行ったんです。こういう言い方をすると胡散臭いけれど(笑)、効果を実感したので、その後も個人的に源保堂に通うことにしました。1か月ほど通っていますが、気になる症状が徐々に軽くなって、気持ちもだんだん明るくなってきたと感じています。

――気持ちの問題は大きいですよね。

本当に。以前は自分自身、もっとポジティブでアクティブな人間だと思っていたんです。仕事をやめたのもほとんど勢いで、「もっと幸せになりたい!」と思ったから。でも、いざフリーになってみると、だんだんひきこもり状態に(笑)。組織のありがたみを改めて感じたし、どうして今まで家族を作ってこなかったんだろうという後悔も。とはいえ、くすぶった気持ちのまま60歳の定年までを過ごすより、早めに辞めて新しいスタートを切ったことは、やはり正解だったと思っています。60歳より今の方がまだ動けるだろうし、婚活だってできる(笑)。人間関係にしても、会社の中にいるときは、社内や会社関係のお付き合いがほとんどでしたが、オトハル塾も含め、以前だったらまったく接点がなかったような人との出会いも増えました。

――いろいろなコミュニティを持つのって、いいですね。

独身で一人暮らしだと特に。オトハル塾は、ギラギラした異業種交流会みたいな集まりとはぜんぜん違って、参加者が無駄に虚勢を張っていない、カッコつけてない雰囲気もいいなと思ったんですよ。昔は私、何をするにも「カッコつけてる」だけだった。ファッションも趣味も、自分のやりたいことを追求するというよりは、流行を追ってるだけだったり。自分に自信がないから、大人の女としてカッコいいと言われそうな“装備”を身につけようとしていたんですね。今は、そういった心の鎧をひとつずつ脱いでいく作業をしているところ。オトハル塾で知り合った人たちとも、機会があればそんな話ができたらいいなと思っています。余計なしがらみがないからこそ、仕事関係の人や彼にも話せないようなことが、スルッと話せる気がするんですよね。

インタビュー 伊藤由紀(オトハル世代)

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※注①前回のオトハル塾「カラダのトリセツ・春編」
開催レポートはコチラ:https://otoharu.com/2016/04/04/701/
プロ友 源保堂鍼灸院瀬戸郁保先生

※注②プロ友とは オトハルが信頼するその道の「プロ」で
あなたに寄り添い、アドバイスをくれる関係を作れる人です。
オトハル塾やオトハル・カフェはプロ友と一緒に開催しています。

オトハル塾 オトハル・カフェに興味を持ったらこちらへ: 
https://otoharu.com/2015/05/10/217/