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【ガマンしないカラダとのつきあい方】VOL2

10月10日(土)、東京女子大学エンパワーメント・センターさんと、
オトハルの共催セミナー第2弾「ガマンしないカラダとのつきあい方」を開催しました。会場である東京女子大学の教室には、オトハル世代をメインに、
お母様と一緒に20代の娘さんがいらしたり、姉オトの60代女性の姿も。
学生時代に勝るとも劣らない熱気(切実感ともいう)に包まれた教室での講義は、
ひと言でいえば「濃厚!」。
そのレポートを<講義編><質疑応答編>の2回に分けてお届けします。

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今回は<質疑応答編>

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【ワークショップで体験をシェア】

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講義の合間のワークショップでは、数人でグループになり、自分自身の疑問や不安、体験をシェア。東京医科歯科大学の「更年期指数セルフチェック」や、吉野先生の著書から抜粋した「40代以降に起こりやすい体の変化」のチェックシートにも取り組み、オトハル世代に起こりうる多様な症状を改めて確認しました。また、吉野先生への質疑応答タイムも、大いに盛り上がりました。例えば、こんな質問がありましたよ。

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――閉経後も婦人科に行っていいんですか?
「当たり前です(ニッコリ仁王立ち)。閉経したあとに起こるトラブルも多いので、健康長寿のために、死ぬまで婦人科を頼っていただきたいです。海外、特にヨーロッパでは、初潮がきたら婦人科につなげるシステムを持っている国が多く、月経の話から、避妊、出産、更年期、閉経して死ぬまで、さまざまなアドバイスや治療を行っています。私が自分のクリニックを「よしの女性診療所」としたのも、“女性のための診療所”という意味で、どんな不調でも、不調がなくても来てほしいという思いからです」

――ここ数カ月、ひざの曲げ伸ばしが辛くて、ネットで調べるとやはり「加齢」なんだろうなと。サプリメントを飲むとか、整形外科に行くのが一般的だと思うのですが、そんな症状で婦人科に行くのもアリですか?
「関節や筋肉にも女性ホルモンは影響していますので、やはり40代以降、女性ホルモン値が下がると、トラブルが起こりやすくなります。若いころからかかりつけの婦人科医がいれば、そんなちょっとしたことも相談できるし、予防もある程度可能。ただ、初診で「関節が痛いんです」といっても、「なぜウチに?」と、戸惑う婦人科医は多いでしょう。まずは「更年期外来」があるクリニックに相談してみてください。

――更年期症候群の一症状として「手足のしびれ」があると聞いたのですが、脳梗塞でも「しびれ」は起きますよね。症状の違いはありますか?
「女性ホルモン値の低下が、いろいろな症状に関わっているのは確かですが、すべてを更年期で片付けてしまうのは危険です。例えば、更年期の関節痛は、痛くなったり、治ったりの繰り返しで、リューマチのように関節が腫れたりはしません。脳梗塞の「しびれ」は、体の片側だけであることが多い。心配であれば脳神経外科などで、検査をしておきましょう。また、年に一度は、一般的な健康診断に加え、女性特有の病気の検査も受けておくと安心です」

――婦人科の受診は、月経の前と後、どちらがいいですか?
「どちらでもいいです。出血していても問題ありません。特に更年期に入ると、月経周期が乱れてきて、診察の予約を入れた日に月経がきてしまうこともありますが、いちいちキャンセルしなくても大丈夫。ただ、子宮頸がんの検査などの場合は、出血していないほうがいいので、気になるときは直接、問い合わせてみてください。ホルモン値の検査は血液検査ですから、月経中でも大丈夫。ただ、時期によって正常値が異なるので、月経中か、あるいは次の月経はいつか、教えてください。

――更年期に入り、毎朝、関節がこわばるようになりました。この先もずっと? と思うと、不安になります。
「それが更年期症候群の一症状なら、50代半ばを過ぎて更年期が終われば、症状も治まります。ただ、リューマチなど別の病気の可能性もありますから、痛みや腫れが気になるようなら、一度は専門の診療科を受診してください」

――イライラのコントロールは、どこまでできていれば「大丈夫」なのでしょうか? 私の場合、家族には感情を爆発させてしまうことがありますが、他人にはまだ迷惑をかけていないので、大丈夫なんじゃないかと……。
「それは、大丈夫じゃないでしょう(教室内爆笑)。家族の方は困っていると思いますよ。実際、お子さんやダンナさんに『お願いだから婦人科に行って』と言われて、ウチを受診する患者さんもいます。何より自分自身が辛いと思いますので、早めの受診をおすすめします」

――感情の起伏が激しくなっています。怒りっぽかったり、涙もろくなったり、眠れなかったり。更年期など体の問題なのか、心の病なのか、区別できるのでしょうか。
「難しい問題ですね。月経周期の乱れがあり、ホルモン値が低下していれば、更年期障害の一症状だと言えます。その場合は、ホルモン剤を適切に使うことで、症状が改善するケースもありますが、人によっては、向精神薬(抗うつ薬、抗不安薬など)や、精神療法(認知行動療法など)が、よい効果をもたらす場合もあります。

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セミナーを終えて。参加者された方々の声をご紹介

「『自分のカラダのことについて、何も知らなかった』ということを、知りました。そして、知るほどに心が軽くなっていきました。更年期は休みどき。ペースを抑える。頑張らない。という先生の言葉を胸に、これからの人生をデザインしていきたいと思います」(横畠文美さん)

「レディスクリニックは敷居が高いと思っていましたが、自分のカラダをちゃんとメンテナンスしたいので、更年期外来について自分なりに調べてみようと思いました。聞きたいことがまだたくさんあります。次回も楽しみにしています」(樋口智恵子さん)

「20代の娘がいるのですが、若い女性にも聞かせたい内容でした。2人の先生の話はどちらも興味深く、時間が短く感じられました」(長島修子さん)

「以前から興味があった低用量ピル。飲むことで月経不順やPMS症状などが改善される可能性があるなら、トライしてみようかなと思いました。近いうちに、婦人科に行って相談してみます」(伊藤由美さん)

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何気ない顔をしながらも、実は辛い症状を抱えていたり、
ときに襲い来る不安にさいなまれているオトハル世代。
こうしたワークショップで「自分一人じゃないんだ」ということが分かると、
気持ちがずいぶん楽になるみたいです。
体調不良や老化の話を、こんなに明るく楽しく話し合えるセミナーは、
オトハルだからこそ!(自画自賛!)。
講義が進むほどに場はヒートアップしていきましたが、
楽しい時間はあっという間に過ぎ去って。
先生に聞きたいこと、みんなと話したいこと、まだまだあったかと思います。
次の機会にもぜひ、笑顔でお会いしましょう。
皆様、ありがとうございました!

また、最後になりましたが、薄井先生、吉野先生、
東京女子大学エンパワーメント・センター所長の栗田先生、中澤さん、大野さん、
参加者にお土産をいただいた花王さん、グンゼさん、ありがとうございました!



★今回のお土産
オトハル世代にオススメしたい商品を参加者全員にプレゼントしました。

その①
Leafhide_beauty_news_eRvbnSQv9S_1
花王「バブ 和漢ごこち」は、湯上り後の温かさが長続きするのが特徴。独自技術による細やかな炭酸が、温浴効果を高めて血流を促進し、つらい冷えや腰の重みに効きます。さらに、保温ベール成分※配合で、湯上がり後もポカポカが続きます。気分のゆらぎに合わせて選べる2つの和漢アロマは、高ぶった気分を解きほぐす「月桂樹の香り」と、落ち込んだ気分を楽にする「月見草の香り」。
(医薬部外品)※有効成分:芒硝(硫酸ナトリウム)
http://www.kao.co.jp/bub/wakan/

その②
2015-11-02 11.51.15
グンゼ「キレイラボ」は、「スキンケア発想」のスキンウェアブランド。敏感になりやすいオトナ思春期の肌にやさしい、低刺激、低着圧、蒸れにくい、動きやすい、肌がよろこぶスキンウェアが揃っています。今回、ご提供いただいたのは、定番人気の「縫い目なし」ショーツ。ウエストや足回りのテープやゴムもなく、生地の伸びだけで心地よくフィット。肌に食い込まず、アウターにも響きにくいという優れものです。
http://www.kireilabo.com/



★Special Thanks

東京女子大学エンパワーメント・センター
http://office.twcu.ac.jp/facilities/empowerment/index.html

よしの女性診療所
http://www.drkazue.jp/

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