【にゃんこ先生の今日の養生③(後編)】
(前編では、目の作業が「精血(せいけつ)」というもので
養われていること、また、眼の使いすぎは、瘀血(おけつ)という、
より悪い状態になっていく要素があることをお話ししました)
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プロ友 にゃんこ先生こと
表参道の源保堂鍼灸院・院長 瀬戸郁保先生から
オトナ思春期(オトハル)世代が
今の季節に大切な「目」と「肝臓」の養生をご紹介します
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こんにちは!
にゃんこ先生です。
東洋医学では、目と肝臓が繋がっていると考えています。
肝臓が目を養っているので、肝臓が悪くなると
目が悪くなることもありますし、
逆に、目の使いすぎは肝臓の調子を
崩してしまうこともあります。
目を酷使するのは精血(せいけつ)そのもの消費になりますが、
それに加えてアルコールの摂り過ぎで
肝臓への負担が増すと、さらに精血が補えなくなります。
精血が少なくなりますと、血液全体の働きが落ちていきますので、
さらに進むと瘀血(おけつ)という状態になっていきます。
瘀血になると、酸素や栄養を運べない、
機能の落ちた血液で身体を養っていかなくてはいけないので、
そこから
頑固な肩こり
慢性的な腰痛
頭痛(筋膜性頭痛、偏頭痛、緊張型頭痛など)
の原因となります。
女性の場合ですと、この瘀血が下腹部にたまることも多く、
それが不妊の原因にもなったりしますので、気をつけたいところです。
パソコンやスマートフォンなどの使用は
なるべく使用時間を限るようにし、
また、使った後は目を休めるなどの工夫が必要となります。
瘀血によい「中渚(ちゅうしょ)」のツボを自分で押すのもよし、
ソフトタイプのお灸をするのもよしです。
とても大切な目という感覚を、
いつまでも大事に使いたいですよね。
プロ友:源保堂鍼灸院・院長 瀬戸郁保先生
前回のカラダのトリセツ・春編開催レポートはコチラ
:https://otoharu.com/2016/04/04/701/
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<プロ友 プロフィール>
源保堂鍼灸院・院長 瀬戸郁保先生
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